便に粘り気があるのは異常?便器にへばりつくようになった方

"ネバネバ"した便ができるのは、どうしてなのでしょう?

 

 

いつもはスムーズに便が流れるのに、便器に"ぺたっ"とくっついてしまう便。

 

 

大で水を流しても、そのまま残ってトイレを汚してしまうという問題もあります。

 

 

ただ、もっと気になることが・・

 

 

便の状態がいつもと違うので、「何か病気になったんじゃないの?」という不安が大きいかもしれません。

 

 

「これって病気なの?」「どうやったら粘りをなくせるの?」気になる疑問に、お答えしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

1.病気かどうかの、チェックポイント

 

まず気になるのは「変な病気にかかってないか」という点ではないでしょうか。

 

 

チェックポイントは、「便に色がついているか」というところです。

 

 

白っぽい粘液の場合は、大腸の壁が何らかの原因で傷ついて、治るときに分泌するものです。1週間ほど様子をみて、傷が治らなければ病院で診てもらった方がいいです。

 

 

注意したいのは「赤い or ピンク」の色。大腸や肛門から出血しているので、こちらは早めに病院で診てもらう必要があります。ポリープの疑いがあるからです。

 

 

◎白 → 大腸に傷がついている可能性

 

◎赤 or ピンク →病院へ

 

 

では、"色がついていないけれど粘り気がある"場合は、どういった原因が考えられるのでしょうか?すぐに病院に行くような緊急性はありませんが、このまま放置するのも良くありません。

 

 

具体的に、見ていくことにしましょう。

 

 

2.無色の"粘り気"がある場合の原因と対処法

 

 

便に色はついていないけど、ねばっとした便がでるのは2つの原因が考えられます。

 

 

◎便に「脂肪分」が混じっている場合

 

◎大腸から出る「粘液」が、過剰にでている場合

 

 

便に「脂肪分」が混じっている場合

 

 

うんちに、『食べ物から吸収した脂肪分が混ざっている』ので、便器にくっつく粘りがでるのです。

 

 

普通は、脂分は便に残ることはありません。なぜなら、食べ物の脂分は小腸で栄養として吸収されるからです。

 

 

脂っこいものを食べる→脂分が小腸で吸収→栄養になる(皮下脂肪)

 

 

ところが脂肪分が混じるのは、「脂分が小腸で吸収」されていないのです。

 

 

小腸で吸収されないと、脂分がそのまま大腸に移動します。大腸で便をつくるときに、食べ物の残りカスと脂肪分が合体してできあがります。

 

 

食べ物の「吸収」が悪いので、粘り気のある便ができる

 

 

対処法としては、できるだけ「脂肪分」の摂取をひかえることが必要です。

 

 

普段から食事で、油っこいものを食べることが多くはありませんか?量が多すぎると胃の消化や腸に負担がかかり、吸収されずに大腸に送り込まれやすくなります。

 

 

食生活の見直しをするだけでも、便に混じる脂肪分は改善していくはずです。

 

 

大腸から出る「粘液」が、過剰にでている

 

 

そもそも大腸からは、多かれ少なかれ「粘液」がでます。粘液は大腸でつくられた便をスムーズに運ぶ『潤滑油』のようなものなのです。

 

 

ただ、粘液が過剰にでていると、今回のような"粘り気のある便"ができてしまいます。

 

 

では、どうして過剰に粘液が出てしまうのでしょうか?「腸内環境が荒れている」可能性が、とても高いのです。

 

 

〜過剰に粘液が出る理由〜

 

◎大腸がストレスなどで、炎症を起こしている

 

◎大腸の働きが悪く(便秘)、粘液を出すことで少しでも便を移動させようとしている

 

 

いずれにしても、腸内環境が乱れているため、粘液が出て修復しようとしています。

 

 

もともと腸内に「善玉菌」が少ないと、腸内環境が乱れやすく粘液が出やすいのです。

 

 

わたしたちの腸内には、ビフィズス菌や乳酸菌などたくさんの「善玉菌」が生息しています。善玉菌よりも悪玉菌が優性の腸内ですと、腸内環境が悪くなってしまうのです。

 

 

善玉菌を増やした分だけ、腸内の悪玉菌が減り「腸内環境が整う」ので、積極的に増やしていきましょう。